集団不正受給疑惑 (競馬関係者)
事実であれば、とても残念なニュースが入ってきました。
JRA(日本中央競馬会)に所属する調教助手、厩務員らによる新型コロナ対策の持続化給付金の集団不正受給疑惑がメディアに報じられました。
国会では競馬法を所管する農林水産省の野上浩太郎大臣が「返還など厳正な対応を取るように指示した」と答弁するなど波紋が広がっている状況です。
これが事実だとしたら、競馬を愛してる私としては、とてもショックです。残念です。悲しいです。
コロナ渦でも競馬は中断されることなく、開催されてきました。
政府の緊急事態宣言後に日本騎手クラブの会長を務める武豊騎手が会見でこう話しております。
「(新型コロナ禍で)大変な状況ですが、テレビ、ラジオを通じて競馬を楽しんでください。僕らも全力で騎乗しますし、楽しんでもらって勇気を与えられたら…」
そして、次の言葉が重要なのです。
「競馬の売得金(馬券の発売金額から競争除外による返還金を引いた額)の一部は国に納付している。こんなときこそ競馬の存在感があると思う」
私もこの意見にとても賛同致しました。
こんな時期だからこそ、競馬開催はとてつもなく大きな意味がある。
そう信じていました。
それが、新型コロナ対策の持続化給付金の集団不正受給が、本当に行われていたとしたら、今までコロナ渦でも中断せず開催されていた、理念が大きく揺らぎます。
まだ事実は判明しておりません。
我々が知らないだけで、本当にコロナの影響で収入が減り申請された方々もおられるのかもしれないし、そもそもがフェイクニュースの可能性もゼロでありません。
しかし、これが事実だとすれば、許される事ではありません。
競馬を心より愛しているファンへの裏切りでもあります。
競馬はギャンブルだということだけで、楽しんでる人もいるでしょう。
それもぜんぜん普通なことです。
しかし競馬を、ギャンブルの枠にとらわれず、心から愛しているファンも大勢いることでしょう。
私もその1人です。
色々なことに感動を頂き、毎日ワクワク、ドキドキ、楽しい時間を送らせて頂いております。
今回のニュースで出ている厩務員や調教助手の皆さまにおかれましては、そんなファンが非常に多い素晴らしい世界の仕事に携わっているという、誇りを忘れず毎日頑張って頂きたいです。
競馬の未来の為にも、クリーンな世界を築き上げる必要が絶対にあります。
まだ事実関係が不明な為、不正受給、詐欺的なことは行っていないことを信じたいのが本音です。
ん~~、ほんと事実なら悲しいです。
不正受給をするような人たちが大勢いると思うと、競馬界はそんな常識のない道徳心の欠片もない世界なの??
そんな人たちが競争馬を育てるの??
本当にクリーンな競争が出来ているの?? 等々、色々な思いが出てきてしまいます。
事実は違うと信じたいですが、もし事実なのであれば、もう一度、競馬界で働いている意義を考え、未来の為に、素晴らしい競馬界を作って欲しいものです。
私はずっと応援してます。だからこそ、駄目なものは駄目とも言いたいです。
続報を待ちましょう、、、